哺乳瓶のゲームメモ#4 『Bamboo EP』

見た目も音もポコポコしてます。

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 今回取り上げる『Bamboo EP』は、昨年12月にSteamにてリリースされたゲームです。Itch.ioからも遊べるみたいですね。

 

 開発元のsokpop collectiveについて、私も詳しくは分からないんですが、アート寄りのかわいい感じのゲームを作ってるみたいで結構好きです。『塊魂』とか『のびのびBOY』の高橋慶太さんを連想させますよね。

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 『Bamboo EP』はその名の通り、「竹」をテーマとする3つのミニゲームから構成されている作品です。3つだけ? と思う方もいると思うんですが、かわいい見た目とは裏腹に、どのゲームもかなり手応えがあるので十分に楽しめます。

 

 私が特に好きなのは『Bamboo Heart』という、チャンバラアクションのミニゲームです。『Nidhogg』を和風にして、かわいくした感じ。でもストーリーが意外と重いんですよね。村を追い出された剣士が、奪われてしまった自分の心臓を探しに行く、という内容になってます。チャンバラします。血も出ます。

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 『Bamboo Heart』なんですが、BGMにとても感動したんですよね。めちゃめちゃ拙い例えで申し訳ないんですけど、最初は『エレクトロプランクトン』みたいな感じ。BGMというより環境音なのかな。ポコポコしてて癒されます。

 でも戦闘が盛り上がるにつれて、BGMもヒートアップするんです。沢山の楽器が鳴ってて気持ちいい。コントローラの操作をやめるとBGMも勿論静かになります。このシステム、結構びっくりしたんですよね。単純だと思うけど、今まで無かった感じ。BGM自体が盛り上がるっていうのはあるけど、楽器が沢山鳴るというか…。なかなか表現するのが難しいんですが、観て頂けたら分かると思います。個人的にかなり気に入っているシステムなので、こういうゲームが他にもあれば教えて欲しいです。 

 

 あと、気になるのがグラフィックなんですね。ドットっぽいけど3Dみたいだし。こういうのってFake3Dって言うんでしょうか。

 今、特に日本のインディーゲーム界隈だと、ドットで2Dのゲームがかなりメインストリームみたいになってる気がする。Tokyo Indie FestとBitSummit、結局行ったんですけど日本のブースではそんな印象を受けました。イベントに関してはいろいろ感想があるので次回書きますね。

 私はドットのゲームが好きだった、というより初めて遊んだインディーゲームが『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』だったから結構思い入れがあるんだけど、最近はドットのゲームが多すぎて、ちょっと飽きちゃったところもあります。だからこそ、こういう「一見ドットだけど、もしかしてドットじゃない?」みたいな手法、めちゃめちゃ好きだし見た目もかわいいなって思いました。実際の開発状況は分からないんですけどね。

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 そんなグラフィックがかわいい『Bamboo EP』だけど、なんとほぼワンコインで買えちゃう。ゲームが3つも遊べて600円なんてビックリですよね。回し者みたいになってるけど、どれも出来が良いので大満足です。かわいいし。気になった方は是非。